
よく聞くカッピング、評価するための抽出方法ですが2つの目的があるのです。カッピングを行うタイミングも一緒に紹介していますので参考にしてください。
※アフィリエイト広告を使用しています。
カッピングの目的

カッピングはコーヒーの味わいや品質を評価するするための方法です。その目的は大きく2つあると言われています。
<1つ目>
そのコーヒー豆の産地の味わいを知って、焙煎や抽出をさらに美味しくすることです。

このコーヒーはとても爽やかな酸味がある
こっちのコーヒーは苦味が美味しい

このようなことをカッピングで知ることができれば、お客様の求めている豆をその産地から買うことができ、焙煎や抽出をする人はその味がでるように工夫をすることもできますよね。
こういった産地の気候や土壌、品種などから生まれる風味や味わいの特徴を「テロワール」と呼ばれています。
<2つ目>
コーヒー豆の欠点を探すです。
詳しく説明すると、コーヒーの美味しくない部分をわかりやすい言葉で基準を作り、分けることです。
例えば・・・

こういったものを「欠点豆」と呼び、生産者や購入者(業者)が取り除くための基準として使われます。
おもにこのふたつを目的にカッピングします。では次にカッピングをするタイミングを紹介します。
カッピングを行うタイミング

カッピングは決まったタイミングが2つあります。このタイミングが重要なのでそれぞれ詳しく書いていきますね。
<1つ目>
焙煎が終わったときです。

当たり前では?
コーヒー豆は焙煎しないと飲めないので当たり前ですよね。でもこれは生産者の産地でもやっている重要なことなのです。
収穫時期にとれた豆を評価して、その評価で買う人や値段が決まったり、次の栽培に役たてるためと、とても重要というわけです。
<2つ目>
コーヒーを抽出するときです。

抽出するまえに抽出?
そうです。
抽出するまえに抽出します。すぐに次の抽出をするわけではないので、準備のようなものですかね。
なぜするのかはお客様にわかりやすい言葉で伝えて買ってもらうためです。そのためにカッピングシートとフレーバーホイールを使って評価します。
・カッピングシートとは
コーヒー豆に点数をつけるためのシートになります。その点数をもとにどの程度の品質なのかを決めます。
よく聞くスペシャルティコーヒーもこのシートを使って評価しているのですよ。スペシャルティコーヒーについては別の記事で詳し書いていますのでぜひご覧ください。
・フレーバーホイールとは
イメージしやすいようにフレーバーを色で例えて、評価する人の意識を同じするために使うものです。これはSCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)が厳密に表現した見本があります。「https://atlanticspecialtycoffee.com/wp-content/uploads/SCA_TasterWheel_English_8.5x11.pdf」
例えば、黄色っぽい酸味ならレモン、赤だとベリーなどです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事ではコーヒーのカッピングの目的を紹介しました。別の記事に「カッピングの抽出方法」もあるので合わせて参考にしてください。
ではでは(^O^)/