
「サイフォンコーヒーの抽出を見たことがありますか?」
「水が上にあがっていくのが不思議で、でも器具の見た目や淹れているのがきれいで惹かれませんか?」

わたしはそのきれいさにとても惹かれました!
そんなサイフォンコーヒーは高温で抽出することによって、スッキリとした味わいのなかに苦味が際立つようになります。
そんな味わいになるにはサイフォンコーヒーのしくみが関係しているのです。
この記事ではそのしくみを紹介していきましょう!
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サイフォンコーヒーのしくみ

実験器具のような見た目のサイフォンコーヒー!
「見ているとこんな疑問が浮かびませんか」

サイフォンの原理?
なぜ水が上がる?

この疑問、解決しましょう。
サイフォンの原理
実はのちに説明する天秤式のように、横並びになっているものがサイフォンの原理として正しいのです!
「高低差がある中で、管などを通して流れ続けるしくみがサイフォンの原理となるわけですね。」
最近でいうと、2つのコップにストローを使って移動させる動画がまさにこれです。
なので日本のサイフォンは、「真空吸引式」と海外では呼ばれています。

この名前だと勘違いしないですみそうですね(-_-;)
なぜ、水は上に?
簡単に説明すると、
水が温まると空気に変わる
➡水が空気になると量が増える
➡入れ物より増えると逃げ場所を求める
➡結果、上しか出口がないので上にいく
こういった変化によって、いつも見る不思議現象が生まれるというわけです!

これを「真空ろ過方式」と呼ばれる方法です
これは蒸気圧の差で真空ができるのを利用しているしくみです。
サイフォンコーヒーとは

そもそもサイフォンコーヒーとは、

どこから誕生したのか

どのように日本に知れ渡ったのか
<こんな疑問にお答えしつつ、サイフォンコーヒーのルーツをひも解いていきましょう!>
サイフォンコーヒーの誕生
世界で初めてサイフォンコーヒーが誕生したのが、1830年~1840年ごろのドイツまたはイギリス!
最初のサイフォンとして考えられているのはナピアー式で見た目は天秤式と似ていて、造船技術者であるジェイムズ・ロバート・ネイピアさんが考えたとされています。
われわれがよく見かけるサイフォン器具は風船型と呼ばれ、約200年ほどの歴史があると言われています。

わかりやすく、天秤式と風船型で比較してみましょう!

日本へ
日本でサイフォンが開発されたのは1925年(大正14年)!
「これは誕生から約100年後のことです」
喫茶店最盛期である1970年以降に多く取り入れられました。
その流れは家庭にまでおよび、抽出技術が育まれていくのです。

家庭へも普及したのは、世界から見ても珍しいそうです
一時期喫茶店が減ってきていましたが、サイフォン抽出の特性が高品質なコーヒー豆と相性がいいということが知れ渡り、
サイフォン抽出のプロ「サイフォニスト」という名称が誕生、世界大会でも日本人が活躍しています。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はサイフォンのしくみや誕生を書いてみました。
合わせて「サイフォンの淹れ方」もご覧ください。
ではでは(^O^)/