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コーヒー豆の焙煎(ロースト)、8つの種類を解説!

焙煎度合いは簡単に言えば生豆を焙煎するときの焼き加減のようなものです。焙煎したものを購入する場合はその焼き上がった焙煎度合いから選んで購入するわけですが、焙煎度合いにはなんと8種類もあるのです。


今回は焙煎(ロースト)について少し触れつつ、8種類の焙煎度合いを画像とともに解説していきます。

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コーヒー豆を焙煎 (ロースト)するとは

まずローストと焙煎、よくこの2つを耳にするかと思いますが意味は一緒なのでこの記事では焙煎と書かせていただきます。

焙煎とは・・・
生豆と呼ばれている現地で実から種を取り出して乾燥などの処理がされたものを加熱作業することでコーヒーらしい香りや味わい、香ばしさが加わり、味わい深いものになります。その日の気温や湿度、時季による生豆の変化などあらゆる条件下の中でそのときに1番最適な加熱作業をすることでさらに美味しいコーヒーに変化します。

もちろんその調整などは技術と経験によるものなので、どれだけ美味しいコーヒーを知っていてそれに近づけるための試行錯誤をするかだと思います。だからこそそこに焙煎作業の苦労と楽しさがあるわけですね。

焙煎作業は自宅だと手編みやフライパンがあればすることが可能ですが、焙煎機と呼ばれる機械が自家焙煎しているお店にあったりするので見てみるのも楽しいです。中でも70㎏の生豆を一気に焙煎できるほどの大きな焙煎機は一見の価値ありですよ。

焙煎の種類とは

簡単に説明をするのと焙煎するときの時間や温度などの変化によって8つの段階に分かれるのですが、それを「焙煎度合い」と呼んでいます。
よく浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りと呼ばれているのも焙煎度合いになりますが、さらにそれを細かく8つに分けたものを今回はご紹介します。

ライトロースト・・・
もっとも浅く焙煎したもので色合いは生豆に若干焼き色がついた状態となります。
コーヒーの香ばしさや苦味よりも圧倒的に酸味、わたしの感想で言えばくだものが熟す前の青っぽさに豆感が若干あるなと感じるので、お試し程度がいいかなと思いますが好みもあるので好きな人ももちろんいます。
例えばサードウェーブコーヒーの影響などで豆本来の味わうことができる焙煎度合いとして、その味わいを楽しんで飲む人は増えています。
ただ、最初は中煎りで苦味と酸味どちらが好きか確認するのがいいかなと思います。

シナモンロースト・・・
浅煎りとして広く一般的に知られている焙煎度合いとなります。
色合いは生豆にしっかり焼き色がついた状態です。
酸味がかなり際立つ焙煎度合いとなりますので、かなり好みが分かれるかなと思います。

ミディアムロースト・・・
浅煎りと中煎りの中間ほどの焙煎度合いとなります。
色合いは少し茶色が強くなってきますが、まだまだ薄いですね。
まだ酸味が際立ちますが、若干コーヒーらしい苦味が味わいの中に出てくる焙煎度合いです。

ハイロースト・・・
中煎りとして広く一般的に知られている焙煎度合いとなります。
色合いはミディアムローストと近く、薄い茶色となっています。
コーヒーの苦味を感じられるようになるので酸味とのバランスを楽しむことができます。
この前後の焙煎度合いで自分の好みが分かるはずです。酸味が物足りなければミディアムローストの浅い焙煎度合いへ、苦味が欲しいときはシティローストよりも上の焙煎度合いを試してもらえれば好みが見つかるはずです。

シティロースト・・・
焙煎度合いは中煎りと深煎りの間、よく中深煎りと呼ばれています。
色合いは濃い茶色と薄い茶色が混ざったような色味をしています。
ここから酸味よりも苦味の方が強く感じられるようになりますが、シティローストだとまだ酸味も感じられるので、苦味の中にあるコク深さと酸味の後味、両方が楽しめます。

フルシティロースト・・・
広く一般的に深煎りと呼ばれているのはこのあたりとなります。抽出方法も限定されないので様々な器具で楽しむことができます。ただ、深煎りというカテゴリーの中だとまだ上があり、そちらに比べると深煎りのなかでは浅めの焙煎度合いとなっており、酸味もほのかに感じられます。
色合いはしっかりとした濃い茶色で、おそらくコーヒーの色合いをイメージするとこのあたりの焙煎度合いが多くイメージされているかなと思います。しっかりとした苦味を感じられるようになり、苦味の中の甘みやコクなどを楽しむことができ、質感も変化してくかなと思います。

フレンチロースト・・・
焙煎度合いは深煎りで、フルシティローストよりも苦味が増し、イタリアンローストに比べるとまだ酸味が若干感じられるものも産地などの違いなどで違いがあるので、深煎りというカテゴリーだと中間ということになります。
色合いは濃い茶色と黒が混ざったような色味となっています。
酸味はほとんど感じることがなく、しっかりとした苦味、銘柄によってはスパイスのような刺激を感じられるものもあり、香ばしい香りも楽しむことができます。

イタリアンロースト・・・
最も深い焙煎度合いとなり、深煎りのなかの深煎りと言っても過言ではありません。
色合いは完全に黒ですね。
基本的にはエスプレッソ用として使用されることが多く、ガッツリとした苦味とコク、質感も重く感じるものもあります。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は焙煎の内容を少し説明しつつ、焙煎度合いとはどういうものなのかを書かせていただきました。
この焙煎度合いをしることにより自分の好みを知ることができ、コーヒーをより美味しく感じること間違いなしです。あとは抽出方法で美味しさが変わりますので、合わせてフレンチプレスの入れ方雑味の原因3選などを読んでいただくとコーヒーをもっと知ることができると思います。

ではでは(^O^)/

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