
「なかなか馴染みのないエルサルバドル」

どんなコーヒー豆を育ているの?
どんな味がするんだろう?

そんな疑問にこの記事では答えていきます!
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エルサルバドルはどんな国?

馴染みのないエルサルバドル、そもそもどこにあるのでしょうか?
「実はコーヒー大国に挟まれているのです」

※青いところがエルサルバドルです
コーヒー大国のグアテマラとホンジュラスがある中央アメリカに位置しているエルサルバドルは、だいたい日本の四国ぐらいしかない中央アメリカの大陸でもっとも小さい国なのです。
でも人口は四国が役359万人に対して、約631万とほぼ倍近い人が暮らしているほど密集しているのです。
そんなエルサルバドルの人口約90%がメスティーソ(スペイン人と先住民の混血)と呼ばれている人たちです。
これはスペインの植民地だった背景からきています。
なので国名もスペイン語で「救世主」を意味するエル・サルバドールから名付けられたと言われています。
ちなみに、

国花が「コーヒーの花」になっているほどコーヒー愛が強い国なんです
エルサルバドル産コーヒーの特徴

中央アメリカの国々と同じように火山を20以上有しているエルサルバドル。
火山が多いということはコーヒーがよく育つミネラルなどが豊富な火山灰土壌があり、そして海抜500~2000mの標高をもつ高地が多く存在するので、とてもコーヒー栽培に適した環境といえるでしょう。
「そんなエルサルバドルで育てられたコーヒーの味わいをご紹介しましょう!」
味わいは全体的にシンプル、爽やかな酸味と後味があり、マイルドな舌触りと味わいが合わさった比較的クリアな味わいとなっています。
そんな美味しいコーヒーを作ってくれているエルサルバドルという国はコーヒーの生産に力を入れていて、栽培管理や生産効率を上げるための品種改良などのプロジェクトに取り組んでいます。
エルサルバドルの歴史

コーヒー産業が盛んになる前はインディゴ(藍)と呼ばれる天然の染色原料がおもな輸出品目でした。
それが1880年代になるとコーヒーの輸出量が上回り、重要な輸出作物として国の発展の基盤となりました。
そんな大きな富の獲得を得られる人々が増えるなか、奴隷のような賃金で労働を強いられる人々も出てきました。

その背景として自由主義改革が起こりました
自由主義改革とは・・・
共有で使っていた土地の権利が特定の作物の栽培をすることで土地を個人が所有できるというものでした。
これにより土地を持たない、持てない人々がでてきましまい、法律でも仕事をしないことが禁じられてしまったのでこのような格差ができてしまいました。
世界4位のコーヒー生産国へ
1970年代に小さい国ながら世界で4番目のコーヒー生産国となりました。
ただ、ここでも問題が起きていました。
「それはコーヒー生産に依存してしまったことによる経済の不安定から1979年に内戦が起きてしまったのです」
そんな状況では当然にコーヒーの生産量も大きく減少します。
生産量が減少
1992年の長期にわたって起きていた内戦で生産量が減りましたが、そこからまたさらにサビ病の感染により1/3ほどまで生産量が減少しました。
生産量の60%以上がブルボン種と呼ばれている種類なのですが、この種類は病虫害の耐性が弱かったことにより、年月が経っていた古い木の多くが枯れてしまったのです。

実はいまだに生産量は回復していません
世界の生産量でいえばエルサルバドルは2023年で25位となっています。
「ただ、へこたれてはいないのです」
より品質の高いスペシャルティコーヒーの栽培や輸出にに力をいれているのです。
どんなコーヒーが飲めるのかこれからがより楽しみですね!
エルサルバドル産コーヒーのおすすめ
「最後にエルサルバドル産コーヒーを味わってみたい方におすすめを紹介します!」
【5周年豆】エルサルバドル フィンカ ラ モンタニータ ゲイシャ 45g ¥1,620(税込)
👆こちらは限定で販売している希少性の高いゲイシャ種のエルサルバドル産コーヒーになります。
👆こちらはエルサルバドルの中でも多くスペシャルティコーヒーを育てているので有名なサンタ・エレナ農園のものになります。
エルサルバドル産コーヒーを味わうのであればぜひ飲んでいただきたいです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はエルサルバドル産コーヒーについて記事を書いてみました。
あまり聞いたことがないエルサルバドルを知ってもらって、さらに味わいも楽しんでもらえたら幸せです。
別記事では抽出方法や挽き方の悩みなども書いていますのでぜひご覧ください。
ではでは(^O^)/