
結論から言うと、たったひとつの農園のみで出荷されたコーヒーのことです。

国ごとではないの?
スペシャルティコーヒーとは違うの?

結論を聞くとこんな疑問が出てくるのではないでしょうか。
国ごとに分かれているものは「ストレート」と言われることが多く、シングルオリジンとわけて表現されています。
スペシャルティコーヒーは審査員がいて評価されたものですが、シングルオリジンはその必要がないのです。
かんたんに説明してしまいましたが、この記事ではその部分をより詳しく解説していますので、ゆっくりご覧ください。
※アフィリエイト広告を使用しています。
シングルオリジンコーヒーとは

生産国ではなく、農園や生産者、さらにひとつの種類などの単位で販売しているコーヒーをシングルオリジンと言います。
よく「ストレート」と表現されているコーヒーと一緒にされがちですが、少し違いがあります。

シングルオリジンの方がコーヒーの栽培された場所や処理方法がより詳細に知ることができるのです。
さらにその土地を知り尽くした生産者だからこそ、その土地にあった品種を考えて選び、改良してより美味しいコーヒーを作ってくれています。
シングルオリジンコーヒーはそんな努力を直接味わうことができるコーヒー好きにはたまらない銘柄となります。
シングルオリジンコーヒーの魅力

シングルオリジンコーヒーの魅力を2つにわけてご紹介していきます!
農園を楽しめること
例えば、家庭料理の定番カレーも作る家ごとに味が違うように、コーヒー豆も品種だけではなく農園ごとに特徴があるのです。
大きい違いで言えば、

収穫したあとの処理方法ですかね
同じ品種で作っている隣の農園はそのまま乾燥させる「ナチュラル」だけど、うちは水で洗う「ウォッシュト」です。
というように農園で少しずつ作業に違いが出てきます。
このような違いが農園の特徴となり、味わいが変わってくるのです。
安心であること
「シングルオリジンはひとつの農園から出荷されているので作られている方の顔を知ることができます!」
近くの直売所に行くと野菜を作った方の名前や顔写真があったりしますよね。

優しそうであったり、少し怖そうな人であったりさまざまですが、なぜかほっこりしませんか
コーヒー豆も同じように、シングルオリジンを扱っている専門店や通販サイトで見ると、「農園名がついたコーヒー豆」や「生産者の名前がついたコーヒー豆」を見ることができます。
こういった産地情報を追跡できることを「トレーサビリティ(追跡可能性)」と言い、シングルオリジンコーヒーの特徴のひとつと言えるでしょう!
スペシャルティコーヒーとの違い

まずスペシャルティコーヒーは、スペシャルティコーヒー協会が決めた審査員がそれぞれの国のコーヒー豆に点数をつけて決まったものです。

シングルオリジンコーヒーは点数では決まっていないのでそこは大きな違いになりますね

「このようにそれぞれに違いはありますが、マイナスではなくお互いがプラスになる違いなのです」
シングルオリジンコーヒーでかつスペシャルティコーヒーの基準を持ったものもありますし、品質が高いものを合わせてブレンドされたスペシャルティコーヒーなんていう贅沢なブレンドもあったりします。
まとめると、
「品質の良いコーヒーを求める方はスペシャルティコーヒーを選ぶのがおすすめ!」
「より詳しくコーヒーの情報を知りたい方はシングルオリジンコーヒーを選ぶのがおすすめ!」
このようにお互いのいいところどりで買ったり、調べてたりするといいかもしれませんね。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
シングルオリジンコーヒーは生産者のことを知ることができ、そしてそのコーヒー豆を味わうことができます。
今回はそんな内容を詳しく記事にしてみました。
少しでもコーヒー豆を作ってくれている方を知ってもらえれば嬉しいです。
ではでは(^O^)/